2018年07月25日

久々のギター話

"yamaki"というギター会社があった。(現在は会社はクローズと思う)
「70年頃のyamakiのギターは結構良い」という話を聞いていたが、昔から
マーチンギターのコピーをしているものは(yamaki・Cat'sEye・Morris等)あまり興味が
わかなかったが、宴会などでガチャガチャ弾けるギターをと思い、ヤフオクで試しに入札したら
後に引けんようになって、結局結構な値で落札。
かつてのハイエンドクラスのものであるので落札値は納得。

しかし、到着してから

@弦高が4mmと記載あり、自分でネックヒーターで矯正しようと考えていたので「OK」としていたが
★ネック元起き(12フレットあたりからネックが順反りになっている)
★ネック波打ち(12フレットから1フレットにかけて山と谷状態になっている)
★トラスロッドは目いっぱい順反りに対して回し切っている
⇒弦高が高すぎる症状の要因は複数存在

Aまた、出品者が分かっていたはずの問題にすぐに遭遇
★過去にネックジョイント部分に隙間が出来てそこに接着剤を流したアマチュア的修理歴あり
(おそらく最初のオーナーが修理したのでしょうね)。
このおかげで、恒久的なネック元起きになってしまっていた。

以上から、何回もネックヒートをかけかなり強烈な力をかけてネックのストレート化⇒逆反り化を施術
ようやく、弦高が3mmに矯正(^_-)-☆

S0126028
S0026018S0036019
現物を試奏できないオークションは怖い。
こういったことが出来ない人が落札していたら泣いていたでしょうね (-_-;)
・・・・まっ、入札しないでしょうね。

 

またブリッジピンの穴が小さく、ブリッジピンの沈みが浅いということでリーマーで穴を拡大
糸巻は、保有していたゴトー社のビンテージ風のオープンタイプに取り換え
汚れや傷は、#2000⇒#3000の紙やすりで研磨後、コンパウンド⇒ピカールで仕上げ
サドルを少し削って、弦を張り試奏

S0376056

オオ〜ッ!というくらいの太くきらびやかな音。しかも演奏性は大幅改善、品格ある外観
どこに出しても恥ずかしくない”ジャパンビンテージギター”になった!(^^)/

・・・故に、しばらくつかの間のギターリペアマンになっていました。

このギター1971年製のF-185:当時85,000円。大卒の給料の4〜5か月分だけある音だ。
1ドル360円のあの時代、日本のアコギメーカーは海外のアコギの半分以上を占めていたそうな。
高い品質と納得のいくサウンドのギターを技術力で生み出していたんだな。
技術者・技能者たちに敬礼!

「宴会でガチャガチャ弾くギター」の自分の言を撤回
「時に、ライブでも用いるギターとして使う」としたい。

S0386058
posted by ladybug at 17:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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