2017年12月02日

「小河邸の約束2017 睦み歌」を終えて

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小河邸の約束2017を終えた。
音楽的にも、音響的にもとても満足がいく結果になり大いなる安堵感を持っている。
まづは、よかった。支えてくれたメンバーとスタッフに感謝だ。

6回目を迎え、当初は初期の頃の驚きと感動はすでに当たり前になっていた。

「最大5人による分厚いハーモニーの美しさの体現」や
「贅沢な楽器構成とスキルのあるプレイヤーによる確かなサウンドの実現」
これらを強みにして、
「原曲にない味付けをし、それをイメージに近いところに持ってくる」
それにより「年々多くの方々に観客となってもらえたこと」
心の中でこれらが当たり前になってしまっていた。
2016年は5年目の油断があって、細かいところの不完全さに目をつぶった
結果、反省点が残った。

おりしも、自分のフィジカル面での減退も目立ってきて、これまでと同じような
やり方では5回目の出来ですら再現できないとの恐怖感もあった。

そんな背景で2017の取り組みは以下のような工夫と決心で乗り切った

@選曲では極力自分に馴染みのある曲や音楽的積み上げに近い新曲を
A個人練習では元音源⇒練習音源を用いてこれまで以上のリピート実施
Bピアノ・三線など、自分のチャレンジとハードルの設定によるFighting Spiritの維持
C練習では
コーラスだけを切り出したVocal隊だけの定期練習の実施
そして、本番前まで限りなくサウンド改善を図ること
D音響をもう一つの楽器と考え、音響制約を演奏側でカバー。
その逆も。

この一年、仲良しクラブ的な要素は極力排除した故にぎこちない練習が続いたかもしれない
しかしながら、そのお陰で、過去を大きく上回る出来を、"これまでにない努力の結果"
として得られ「まだ来年もできるかもしれない」といった感覚を持つことが出来た。


アマチュアである以上、限界はあるけれど、まだ見ぬ頂上に近づくために自分もメンバーにも
甘えを抑制し、くだんの努力を継続することが小河邸の約束の継続の条件であろうと思う。
それは、運動会の組体操のピラミッドの様に、メンバーそれぞれが積み上げたものをお互いが存分の
力を発揮して自分の仕事をしっかりやり遂げることで形成されるものであろう。
そして、それが毎年足を運んでくれる方々への恩返しと思う。


@オープニング 『HelloMyFriend』
EPiano/KBD/Drums/Bassによる力強いイントロがVocalのメドレーを
十分に引き立てて、練習を積んだコーラスワークがいかんなく発揮された。
EGuitarが存在感を保ち、パーカッションの小技も随所で光った。
前奏・後奏の楽器音量と歌が始まった時のVocal音量が同等になるようにダイナミックに
制御することを音響サイドに要望し、見事に応えてくれた。
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A『春夏秋冬』
5月の小河邸リニューアルコンサートから積み上げてきたためか、ハーモニーが完ぺきに近かった
演奏はシンプルなアコギストローク中心であり、早い段階から完成度が高かった。
シンプル故に演者・観客ともに楽しめる典型例であろう。来年の活動を示唆するものの一つだ。
ワッシーのEGuitarが控えめにしかしはっきりと前面に出ていた。

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B『水曜日の午後』
2013年以来二度目の生ピアノでのVocal。
3月から練習を積み上げ、純子ママと二人での演奏でもLadyBugのレパートリになれる
仕上がりになった。
シュータローズバージョンでは工夫した都会的なコーラスを加え原曲にないテイストを狙った。
リハではコーラスと主旋の音量バランスに苦しんだが、ここでも音響による"コーラス陣のグルー
プ化設定"によりコーラス音量をダイナミックに操作することでレコーディングのようなバランスが
得られている。

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C『あの日に帰りたい』
本当に長男"功"のKBDアレンジ力は卓越していると思う。9月の小河邸コンサートではKBD
が無い状態でも、これ以上ないと思う出来栄えであったが、KBDが入った途端、はるかに洗練
された演奏に変化、イントロからエンディングまで実に都会的センスの演奏を届けることが出来た。
耳をすませばやっちゃんのボンゴ音が実に効果的だ。
そして純子ママのVocalも卓越

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D『BEATLES メドレー』
Nowhereman⇒Girl⇒Yellow Submarine⇒She Loves You
ケンちゃんの強みは、洋楽POPsにとても明るいこと。バンド経験が豊富であるためだ。
それゆえ洋楽のベースを付ける時はめっぽう強い。
タイトなベース演奏が今年はBeatlesメドレーを含む多くの曲で随所に目立っていた
それにしてもBeatlesメドレーは老若男女を問わず楽しんでくれる。
今年の目玉の選曲であるが狙い通りほとんどの観客の方々に歌や拍手で参加してもらえた。 
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E『風をあつめて(KUMOYURI)』
KUMOYURIのアレンジに関してはその中心に二男"由"が居て、ドラマーであるが故のリズムの
タイトさに加え、コーラスアレンジのスキルも上がっている。
ソフトウエアを用いたコーラスアレンジを駆使するところに時代の流れを感じる。
どんな方法でもよい、人間が良いパフォーマンスをする限りは必ず高い満足感と、観客からの喝采を
受けるものである。この曲は5月から演奏を聴いているがすっかり仕上がっている。
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F『Winding Road(KUMOYURI)』
若さとはすばらしい。すでに実力ユニットと称せるKUMOYURIであるが、普段練習できない
功とさやちゃんが、まるで日常一緒に練習してきたかのような雰囲気で本番をしっかりやってしまう
この曲も上出来であった

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G『糸(LadyBug)』
LadyBug夫婦バージョンで定番になったこの曲は、まるでオリジナル曲のような
感覚ですっかり自分たちのものになった。純子ママの歌声は多くの人を惹きつける。
功のKBDが入った演奏は過去に3〜4回しかなく、それゆえ今回は新鮮な気持ちで
演奏することができた。

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H『月の影(LadyBug)』
いったいどれだけの回数、LadyBugフルバージョン(家族揃って)でこの曲を演奏しただろうか。
二男嫁のさやちゃんが加入してからベースの図太い音が、幻想的なメロディーを支えて、当時
多くの人からリクエストをもらったものだ。そして再びこれを演奏することで変わらぬ家族のきずなを
感じることが出来た。

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I『夏の終わりのハーモニー』
コーラスアレンジ段階では「随所にハーモニーをちりばめ過ぎたかな?」感があったが、9月の
小河邸コンサートで懸念が払しょくされ、以来、練習の都度コーラスが仕上がってきた。
粂ちゃんの力強い主旋に音響による絶妙な制御のコーラス音量が加わり、さらに
EPiano・EGuitar・KBD・Bass・Drumがメリハリのある演奏を行いスケールの大きい
仕上がりとなった。シュータローズ版『夏の終わりのハーモニー』の完成型であった。

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J『風の詩を聴かせて』
やっちゃんは、大活躍だ。
鉄琴・タンバリン・沖縄太鼓・ボンゴ・カスタネット・チン(和製鈴)・琉球トロンボーン・・。
ほとんどの曲でのスパイス的役割を担い、しっかり存在感を出して演奏した。
やっちゃんの楽器音が埋もれないようにかねてから音響要望を行い、リハのサウンド調整
で安心できる音量が確保できた。録音音源でもしっかり聞くことが出来る。

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K『島んちゅぬたから』
守永君の張りのあるVocal力で、この曲の魅力をいかんなく引き出せた。
終始、観客を含むホールごとリズミックになった感じだ。
ワッシーのEGuitarも良く、三線も上手に音響されていた。やっちゃんによる沖縄の民族
楽器演奏も観客の注目を浴び、殊に沖縄トロンボーンの間奏では拍手喝采であった

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L『花束を君に』
リカちゃんの若い歌唱力がこの曲の魅力を益々upさせた感じだ。
前半のアコギだけの伴奏もリカちゃんのVocal力で十分すぎる感があり、それゆえ2番以降
のフルバンドサウンドはゴージャス感を出していた。
益々、人気が上がるのだろうな・・・
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M『今日もどこかで』
ピアノの美しい旋律で始まり、終わるこの曲はVocal・コーラスが非常に難しく、出来栄えを
懸念したものだが、9月の小河邸コンサートで演奏した経験をブラシアップしてフィナーレの曲に
ふさわしい仕上がりに持って行けた。録音を聴いても全員が"サウンド号"という船に乗船し
心地よく揺らしている様な感覚だ。今回、ピアノはエレクトリックにしてサウンド調整が柔軟に
出来るよう音響さんとのコラボ的演奏にした。そのお陰もあって優しいタッチの旋律もしっかり
観客に伝えることが出来た


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Nどんなときも(アンコール)
本当にお客さんはありがたい。いつもアンコールを戴ける。
よって、練習したけれど使わなかったということは無い。
むしろ練習段階でのこの曲は最も力が入っていた。
そして音響側も最後まできっちリとした音量制御で締めてくれた。
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【スタッフ編】
@音響:クロコ企画の岡崎さん・近都君
第一回小河邸の約束からお世話になり、シュータローズの成長に寄り添って音響をやって
もらっている。すでにサウンドの特徴を把握してくれており、まさに小河邸の約束プロジェクト
の重要メンバーといえる。
今回の音響バランスは、音楽玄人レベルの多数の観客から絶賛の評価コメントを戴いて
いる。
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A照明:カンジローさん
前日のリハーサルそして当日と二日間まるまるお世話になった。
関わってもらった時間すべてで前向きにかつ真摯にこなしてくれた。
三木アコースティック道場で知り合ったご縁。地元の音楽家でもあります。
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B会場:茂君とまりちゃん
茂君とまりちゃん夫婦には会場係をお願いした。おおよそ350〜400人の観客の皆さんを
案内するのは大変であったと思う。まりちゃんは前日の会場設営にも協力願った。
2人とも、音楽でのつながりだ。音楽とは有り難いものだ。
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C写真撮影:摩訶不思議(マカロン)
撮影班が故に、リアルタイムなSHOTがいつも存在しない。
仮に、マカロンの姿を追う第二カメランマンが居てたとしても、ひたすら良い写真の撮影を追求
してあっちこっと走り回るマカロンをとらえることはむつかしいであろう。
そんな理由で、今年も別のイベントでのSHOTを掲載。
このBLOGはマカロンが居なければ投稿不可なのだ・・・!

Dビデオ撮影:つっちー
小河邸の約束は、6台以上のカメラで様々なSPOTから動画録画し、それらを
編集
して記録DVDビデオが出来上がる。

最も重要なのは、各曲の見どころや聞かせどころをタイムリーにズームアップして記録する
センターのビデオカメラ。それをずっとつっちーがやってくれている。
編集者の二男由が全幅の信頼を置いている。
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E受付:Little KIDs達

松崎一族のメインイベントとして小河邸の約束が位置付けられ、受付は彼女らの仕事であると
思ってくれているようである。
受付を可愛く飾る創意工夫の中で観客の皆様をお迎えする姿もすっかり板についた

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FOld Music Friends from 札幌
長い年月を隔てて、お互い離れた札幌・三木で音楽活動を人生の糧にしている。
旦那の裕介さんは、学生時代のバンドライバル、奥方のチコちゃんは1976年のアマチュアフォーク
コンテストの全国に出場した女性トリオバンド"Fizz"の戦友だ。
これからも距離をものともせず交流していく。
その第一回目は来る3/31の出石永楽館の東播フォークジャンボリーだ!

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G打ち上げ
お互い、足掛け一年にわたる努力をねぎらい、今年の出来栄えに満足した大きな解放感が
得られた打ち上げ、笑いの渦で時間はあっという間に過ぎていった。
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・・・・・・たくさんのお客さん、ご来場ありがとうございました。
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神戸新聞にも記事・動画が掲載されました。ありがとうございます。

https://www.kobe-np.co.jp/news/miki/201711/0010766795.shtml

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posted by ladybug at 16:29| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
あっという間の二時間半でした。 もう一度最初から聞きたい!繰り返し聞きたい! と思うほどのすばらしい演奏でした。みなさんの一体感。お一人おひとりの「小河邸の約束」への熱い思いが、一気に伝わってきました。北海道から二回目の参上、楽しかったです。 
この大人数をまとめ上げる松崎さん純ちゃんのパワーと迫力には、いつも感動させられます。また緻密な構成や、演出、アマチュアを超えた音作りにも、多少は音楽をやるものとして、驚きとあこがれがあります。 口から出る言葉はただただ 「すごいなぁ。。。」
皆さん仕事を持ちながらも、一年間でここまで作り上げることができるセンスともちろん努力がすごいですね。 
いつもはDVDで拝見していましたが、この度は、生で、肌で感じることができてほんとうにうれしかった。打上げにも参加させてもらい、小河邸の一員になれたようでした。 ありがとうございました。また、ファンとして是非遊びに行きたいです。
Posted by sasaki tomoko at 2017年12月09日 12:01
チコちゃん、丁寧なコメントありがとう。あと何回出来るかわからない中で、今までよりも上手にできた今年の小河邸の約束に来てもらってよかったなとつくづく思っています。裕介さんの「今年は小河邸に約束見に行くぞ!」の決断に感謝です。音楽をやっていく楽しみを共有できてよかったです。
Posted by LadyBug at 2017年12月11日 10:26
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